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BA○ARA×い○ぼく…ダブパロ…続、いた?

うっかり続いた。なんか書きかけの文章をみたらカッとなったのがいけない。
よくよく考えたらこの文章の分量だとアニメ一話を4分割くらいしてるんですけど…(._.;)
ホントいぬ○くのラジオは酷かったなぁ…(爆笑)

4号室
政宗・ss小十郎

イロモノ続きは折りたたみ↓↓

拍手[0回]





4号室のドアの前。
男は青年の前に跪く。隻眼の青年は、ゆっくりと口を開いた。

『狗と猫2』

「…っ、俺はっ…一人でいい」
そう苦いものを吐き出すように言うと、未だ跪いたままの男を見下ろす。
「…て、そもそもアンタ誰なんだ?」
すると男はハッとしたように顔を上げる。
「これは失礼を。片倉小十郎と申します。政宗様のシークレットサービスとしてあなたをお守りするため、こうして馳せ参じた次第です」
そうしてまた恭しく頭を下げる。
「ふーん…ってか、俺シークレットサービスなんて頼んでねーし」
差し当たり家の人間が見張りにでもつけたのだろう政宗は推測する。
「しかし、」
「俺にシークレットサービスは必要ねぇ」
突き放すように言って男から視線を逸らす。男はじっとしたまま動かない。
「―――あの、さ、」
すると、おもむろに男はどこから取り出したのか日本刀を差し出した。
「それが貴方の御意志ならば、無念ながら…せめてもの恩情を」
政宗は男が何を言っているのか理解できない。
「―――は?」
男は政宗に向かって、更に日本刀を無言で日本刀を差し出したまま。そのまま数分。政宗はようやく男の言う“せめてもの恩情”の意味を理解した。
「っ…てか、無理無理、アンタ何言ってんの!?」
政宗はぐいぐいと日本刀を押し返した。
「しかしながら、この小十郎、政宗様にお仕えする為だけに居りますので、政宗様が不要と仰られるのであればいっそ」
「だからっ、何でイコール死ぬんだって…俺は、言って…」
フラッシュバックする記憶。

『殺してやるっ…!』

押し返してた日本刀が落ちる。

『死ねば、いいのに』

ざらりと爪を立てて首にかかった冷たい指先。
「…っ、」
思わず政宗は首元を押さえた。
「と、とにかく、お前は新しい主人でも探して達者に暮らせ」
ぐいぐいと男を廊下に追い出して、政宗はドアを閉めた。ドアに寄りかかってズルズルと座り込む。
「俺は一人じゃなきゃダメなんだ。その為に…」
その為に、政宗は本家を出て此処に来たのだ。
一人には広すぎる部屋をぼんやりと眺めながら、此処に来た理由を反芻する。あの場所で朽ちて行くわけにはいかない、と。
「…はぁ、」
政宗は立ち上がってそっと覗き穴から廊下を覗くと、先刻と全く変わらずに正座(しかも膝の前に日本刀をきちんと置いて)したままの男が居た。政宗は何度か瞬いて、考える。

(え、何、ちょ、アイツ何なの?アホなの!?)

そして政宗はため息一つ。ドアを開けると男は伏せていた目をすっと開けて政宗を見上げる。
「アンタ、この館詳しいのか?」
これは政宗なりの妥協点だ。すると男はすぐさま立ち上がりエスコートするように手を差しだす。それがあまりにも自然で憎たらしいくらいに様になる。

「僭越ながら、この小十郎に館の中を案内させていただけますか?」

迷う2秒。一歩踏み出すまでの3秒。手は取らずに軽く男の掌を叩いて歩き出す。男はすぐに政宗に並んで歩く。
「なぁ、アンタ」
そう男を見上げれば、男はそんな態度に怒ることもなく。
「小十郎、とお呼びください」
と綺麗に笑った。

(…強面のくせに、)

全然まったく怖くない。
「共有のラウンジが一階になりますので、上から順にご案内致します」
廊下もエレベーターも常に小十郎が行動の一つ先を取るのに変に感心しながらその後を追った。
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無題

まさかの続編っ!待ってたよ続編っ!!続いてくれてありがとうv!!
  • 永月
  • 2013/02/16(Sat)01:57:41
  • 編集

無題

昨日の打ち込みは実はこれでした(´ω`)
まだ先祖がえり発揮するのとか一話だけでも終わらせるの時間かかりそうなんですけど…(;´д`)

でも、喜んでもらえて良かったですvv息抜き息抜き(笑)
  • 瑞季
  • 2013/02/16(Sat)12:02:36
  • 編集

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プロフィール

HN:
瑞季ゆたか
年齢:
33
性別:
女性
誕生日:
1984/02/10
職業:
引きこもり人嫌いの営業AS見習い
趣味:
読書・音楽鑑賞・字書き
自己紹介:
◇2006.11.16開通◇

好きな音楽:Cocco、GRAPEVINE、スガシカオ、LUNKHEAD、アジカン、ORCA、シュノーケル、ELLEGARDEN、LINKIN PARK、いきものがかり、チャットモンチー、CORE OF SOUL、moumoon…などなど挙げたらキリがない。じん(自然の敵P)さんにドハマり中。もう中毒です。
好きな本:長野まゆみ、西尾維新、乙一、浅井ラボ、谷瑞恵、結城光流(敬称略)、NO.6、包帯クラブ、薬屋シリーズなどなど。コミック込みだと大変なことになります(笑)高尾滋さんには癒され、浅野いにおさんには創作意欲を上げてもらいつつ…あでも、緑川ゆきさんは特別!僕の青春です(笑)夏目友人帳、好評連載中!某戦国ゲームにハマり我が主と共に城攻めを細々とのんびり実行中(笑)サークル活動も嗜む程度。他ジャンルに寄り道も多く叱られながらも細々と更新しています…たぶん。

備考。寒さに激弱、和小物・蝶グッズとリサとガスパールモノ・スヌーピーモノと紅茶と飴と文房具…最近はリボンモノもこよなく愛する。一番困るのは大好物と嫌いな食べ物を聞かれること。

気まぐれ無理なくリハビリのように文章やレポを書き綴る日々…褒められて伸びるタイプです。

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